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ロトンダ・ワルシャワ

場所 : ポーランド、ワルシャワ
時期 : 2013年
用途 : 銀行、広場
依頼主 : PKO Bank Polski
サイズ  :
延床面積  3,005 ㎡
B1:1,185 ㎡
1F:910 ㎡
2F:910 ㎡
敷地面積  4,419  ㎡                                        
タイプ   : 設計競技

螺旋

PKOロトンダは、ワルシャワの中心にあり、その特異な形態から間違いなく最も認識しやすい待ち合わせ場所となっています。

しかし残念なことに建物、都市、人々との間には有益な交流は生まれておらず、この建物は市民にとって活気のない象徴的な物体であると考えられています。

そのような状況で新たな空間手法と空間利用方法を導入し、この建物の象徴性を保持しながら私達はワルシャワの象徴的大建造物の未来像を新たに提示することを試みます。

新しい渦巻状の建築は元の透明な円柱形から発展させ、建物内部と外部、地下鉄レベルの結節点となり移動する都市の人々を結びつけます。

公共空間もこの新しい建物への躍動的なアプローチを補完する重要な要素です。建築と連動した都市空間デザインは来訪者をスムーズに建物内へ導き、それぞれのアクティビティを生みやすくするための原動力となります。

人々は上昇動線を登り終わった後にワルシャワの都市のパノラマを見渡すことのできる場所へ辿り着きます。

これまで商業広告で覆われていた物体は、単なる待ち合わせ場所となるだけでなくワルシャワの象徴として再生し、人々による都市のアクティビティを発動させる重要な役割を果たします。

元々あった象徴的な屋根と構造体を残し、透明性によってそれらを際立たせることでワルシャワの中心となる場所の記憶を損なわず次の世代へ受け渡すことにも貢献しています。

 

プログラムの柔軟性

内部で繋がっている多機能公共空間は主にインフォメーション・センター、休憩所、展示スペース、ワークショップエリア、マーケット(市場)、屋外劇場、カフェなどとして使われます。渦状動線が生み出すさまざまな空間はイベントによって使い方を変えることができ、人々が利用方法の選択をできる余地を残しています。人々が異なる機能や出来事を生み出すこと、それを許容できる空間がワルシャワの中心部の発展を促進させます。

 

環境貯水池

建物の特異な屋根は中心に雨水を集めることにふさわしい形状をしています。

温かい水は屋根により集められ熱交換器を通して冷房として利用されます。

屋根で暖められ集められた水は熱エネルギーとして利用されます。屋根はその三角形状の集合体という特性を活かし、空洞部分を空気が通過する自然換気システムとして機能します。

自然換気システムは春と秋の冷暖房負荷を必要最小限に抑える役割をします。屋根により集められた水は公園内の緑への散水やトイレの汚水としても再利用することができます。

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